9月1日、葛西で変わること|東葛西図書館が再開、生活道路は30km/hに
2026年9月1日(火)、葛西の暮らしに関わる変更が重なります。東葛西図書館が約5か月ぶりに再開し、臨海町には中高生の居場所「共育プラザ葛西臨海分室」が開設。さらに標識のない生活道路の法定速度が60km/hから30km/hに引き下げられます。区内22軒の銭湯をめぐるスタンプラリーも同じ日にスタート。あわせて、8月31日締切のプレミアム付商品券と、10月から有料になる粗大ごみの持ち込みもまとめました。
ChatGPTなどの生成AI利用料はIT導入支援の対象外。でも「外注で自社用にカスタマイズしたシステムを作る」費用は対象——江戸川区の助成金Q&A・募集要項を一次資料から読み込み、葛西の店が誤解しやすい境界線を整理。
葛西の店主と話していると、「AIを何か導入したいけど、何から始めればいいのか」という相談をよく受けます。同じタイミングで出てくるのが「区の助成金って使えるんですか」という質問です。
結論から言うと、江戸川区にはIT導入支援とDX推進支援という2つの助成制度があり、使える経費と使えない経費の線引きがはっきり決まっています。ここを勘違いしたまま申請すると、「対象外でした」と後から言われることになりかねません。区が公開している募集要項・Q&A(PDF)を実際に読み込み、葛西の店が知っておきたいポイントを整理しました。
※本記事は情報提供が目的です。実際に申請する際は、対象になるかを必ず区の窓口へ事前に確認してください。区自身も「システムごとの対象可否については個別に回答していない」としています。
江戸川区の「デジタル技術活用促進助成」には、規模の異なる2つの区分があります。
| IT導入支援 | DX推進支援 | |
|---|---|---|
| 助成率 | 2/3 | 2/3(SDGs該当は4/5) |
| 上限額 | 50万円 | 200万円 |
| 助成件数 | 記載なし | 6件程度 |
| 受付 | 期間の記載なし。予算額に達し次第終了 | 第2回 7/1〜9/4、第3回 10月中旬〜11月中旬(予定) |
| 事前に必要なこと | 電話連絡のうえ窓口へ持参(令和8年3月以降は電子申請も可) | DX応援隊の伴走支援を1回以上(「デジタルはじめる応援隊」は不可) |
| 承認前の発注 | 不可 | 交付決定前でも令和8年4月1日以降の支出は対象 |
| 申請できる回数 | 年度1回 | 年度1件 |
小規模なお店が「予約システムを入れたい」「レジをスマート化したい」くらいの規模で考えているなら、まず見るべきはIT導入支援です。DX推進支援は要項に「複数の機械等がネットワーク環境に接続され、各種の情報・データを収集、解析、活用する技術であって、付加価値を創出するもの(AI・IoT・5G・AR・VR等)」という定義があり、単なるレジの入れ替えのような話はDXではなくIT区分で扱われます。
IT導入支援のQ&Aには、対象外となる経費の例として次のように書かれています。
助成事業の目的以外にも流用可能な汎用性の高いソフトウェア(対象外となる例 所謂生成AI)
つまり、ChatGPTなどの生成AIサービスに毎月払う利用料そのものは対象外です。一方で、同じQ&Aには次の一文もあります。
外注で自社用にカスタマイズしたシステムを作成する場合は対象になります
ここが今回いちばん伝えたいポイントです。「AIを使ってみる」ための課金は対象外だが、「自分の店の業務に合わせて外注でシステムを作ってもらう」費用は対象になる、という線引きです。「AI導入に助成金を使いたい」と考えている店主の中には、この違いを知らないまま「生成AIはどうせ対象外でしょう」と諦めてしまっている人もいます。実際には、外注による開発というかたちにすれば検討の土俵に乗ります。
このほか、パソコンやプリンターなど汎用的なハードウェアの購入費、特定の経費区分に著しく偏った事業、人件費なども対象外です(従業員の講習受講料・教材費は対象になります)。申請書の作成を専門家に依頼する費用も対象外です。
DX推進支援の第2回受付は9月4日で締め切られましたが、これで終わりではありません。区のページでは、第3回の申請受付を10月中旬〜11月中旬、一次審査を11月中旬〜下旬、二次審査(プレゼンテーション)を12月中旬、助成事業者の決定を12月下旬に実施する予定と案内されています。ただしいずれも予定で、「予算の範囲内で採択を行うため、採択状況によっては以降の募集が行われない可能性」にも注意が必要です。
ただし、DX推進支援には事前に「DX応援隊」による伴走支援を1回以上受けている必要があります。似た名前の「デジタルはじめる応援隊」ではこの要件を満たせません。応援隊の伴走支援には一定の準備期間がかかるため、第3回を狙うなら、今から動き始めるのが現実的です。
一方のIT導入支援には「第◯回」という区切りがなく、予算額に達し次第、受付終了という早い者勝ちのルールです。「随時受付だからいつでも申請できる」わけではない点に注意してください。
制度の詳細・最新の募集状況は、区の公式ページで必ず確認してください。
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